⚓ ぶっこみ釣りとは
投げて置くだけ！最もシンプルな黒鯛釣法
ぶっこみ釣りは、オモリと針のシンプルな仕掛けを投げ込み、置き竿でアタリを待つ最も手軽な黒鯛釣法です。複雑なテクニックが不要で、初心者やファミリーでも気軽に楽しめます。複数の竿を出して効率よく広範囲を探れるのも魅力です。
ぶっこみ釣りの特徴
- ✅ シンプルな仕掛け - オモリと針だけの簡単構成
- ✅ 置き竿スタイル - 投げたら待つだけでOK
- ✅ 複数竿で効率UP - 2〜3本出して広範囲をカバー
- ✅ 初心者・ファミリー向け - 難しい技術は一切不要
- ✅ コスパ抜群 - タックルや餌代が安い
🎯 こんな人におすすめ
- ⭐ 黒鯛釣りを始めてみたい初心者
- ⭐ 家族で釣りを楽しみたい
- ⭐ 複数の竿を管理したい
- ⭐ のんびり釣りを楽しみたい
- ⭐ コストを抑えて釣りたい
📅 シーズンカレンダー
ぶっこみ釣りのベストシーズン
ぶっこみ釣りは春〜秋がベストシーズン。特に水温が安定する5〜6月と9〜10月が最も釣りやすい時期です。
| 月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 釣果 | △ | △ | ○ | ○ | ◎ | ◎ | ○ | ○ | ◎ | ◎ | ○ | △ |
💡 季節別攻略法
春（3〜5月）：乗っ込み期で大型も期待。オキアミやカニが効果的。
夏（6〜8月）：朝夕の涼しい時間帯が狙い目。青イソメで五目釣りも楽しい。
秋（9〜11月）：荒食い期で活性が高い。複数竿で広く探ると効率的。
冬（12〜2月）：活性は低いが、深場狙いで大型のチャンスも。
📍 千葉県おすすめポイント
🏆 木更津港
エリア：内房
特徴：足場が良く、ファミリーにも最適。港内で黒鯛の魚影が濃い。駐車場・トイレ完備。
ベストシーズン：4月〜11月
アクセス：アクアライン「木更津金田IC」から約10分
⭐ 富津港
エリア：内房
特徴：広い堤防でゆったり釣りができる。複数竿を出しやすい。近くに釣具店あり。
ベストシーズン：5月〜10月
アクセス：富津館山道路「富津中央IC」から約10分
⭐ 袖ケ浦海浜公園
エリア：内房
特徴：整備された公園で、子連れに最適。芝生広場もあり、ピクニック気分で楽しめる。
ベストシーズン：5月〜9月
アクセス：アクアライン「袖ケ浦IC」から約15分
⭐ 保田港
エリア：南房総
特徴：穏やかな港でのんびり釣りが楽しめる。道の駅「保田小学校」が近く、食事も便利。
ベストシーズン：4月〜11月
アクセス：富津館山道路「鋸南保田IC」から約5分
🎣 おすすめタックル
ダイワ「リバティクラブ 磯風 3号-45」
初心者最適入門者に最適な万能磯竿。3号の硬さは黒鯛にちょうど良く、4.5mの長さで投げやすい。コスパ抜群でぶっこみ釣りに最適。
- 長さ：4.5m
- 号数：3号
- 調子：先調子
- 自重：215g
シマノ「アリビオ 3000」
コスパ◎入門用スピニングリールの定番。ドラグ性能も十分で、黒鯛の引きにも対応。糸付きモデルもあり、すぐに始められる。
- 番手：3000番
- ギア比：5.0:1
- ドラグ：フロントドラグ
- 自重：275g
ナイロンライン 3号 150m
ファミリー◎ぶっこみ釣りには扱いやすいナイロンラインがおすすめ。3号あれば大型黒鯛にも対応。トラブルが少なく初心者向け。
- 号数：3号
- 素材：ナイロン
- 長さ：150m
- 特徴：トラブル少ない
🔧 仕掛けの作り方
⚓ 必要なパーツ
- 中通しオモリ：10〜15号（潮の速さで調整）
- ゴム管：オモリ止め用
- サルカン：ラインとハリスの接続
- ハリス：フロロカーボン2〜3号 50cm
- チヌ針：3〜5号
🔧 組み立て順序
- 道糸に中通しオモリを通す
- ゴム管を通してオモリを固定
- サルカンに道糸を結ぶ
- サルカンの反対側にハリスを結ぶ
- ハリスの先端にチヌ針を結ぶ
📐 仕掛け図
👆 タップで拡大
画像外をタップで閉じる
💡 仕掛けのコツ
オモリの重さ：潮が速い時は重め（15号）、穏やかな時は軽め（10号）
ハリスの長さ：底の状態で調整。根が多い場所は短め（30cm）
針のサイズ：エサの大きさに合わせて選択。オキアミなら3号、カニなら5号
市販仕掛け：初心者は完成仕掛けセットが便利でおすすめ
🎯 エサガイド
ぶっこみ釣りで使うエサ
ぶっこみ釣りではエサ持ちの良いエサがおすすめ。置き竿スタイルなので、長時間アピールできるエサを選びましょう。
オキアミ
定番No.1最も手に入りやすい万能エサ。黒鯛の好物で、釣具店ならどこでも買える。Lサイズが使いやすい。
- 付け方：尾を切って通し刺し
- 特徴：入手しやすい
- 時期：オールシーズン
カニ（岩ガニ）
エサ持ち◎エサ持ち抜群で置き竿に最適。黒鯛の大好物で、大型も狙える。現地採取も可能。
- 付け方：背中からハリを刺す
- 特徴：エサ取りに強い
- 時期：春〜秋
青イソメ
万能エサ動きで誘う活きエサ。黒鯛以外の魚も釣れるので、五目釣りにも最適。初心者にもおすすめ。
- 付け方：房掛けまたは通し刺し
- 特徴：五目釣りにも
- 時期：オールシーズン
🏆 ぶっこみ釣りテクニック
投げて置くだけ…でも釣果UPのコツはある！
シンプルなぶっこみ釣りでも、ちょっとしたコツで釣果が大きく変わります。ポイント選びと置き竿の管理がカギです。
ポイントを決める
堤防の角や、潮目、沈み根の周辺が好ポイント。地元の釣具店で情報を聞くのもおすすめ。
仕掛けを投入
狙いのポイントに向かって仕掛けを投げ込む。遠くに投げすぎず、足元から順に探る。
竿を置く
竿掛けに竿をセット。リールのドラグは少し緩めておくと、魚が掛かった時に糸が出て竿を持っていかれない。
アタリを待つ
竿先の動きに注意しながら待つ。鈴やケミホタルを付けると、アタリが分かりやすい。
アワセてファイト
竿先が大きく動いたら竿を持ち、しっかりアワセる。黒鯛は根に潜るので、強引に寄せる。
💡 釣果UPのコツ
複数竿を使う：2〜3本出して、違う距離・方向を探る
こまめなエサ交換：30分〜1時間で新鮮なエサに交換
タナの調整：アタリがない時は、ハリスの長さを変えてタナを調整
時合いを逃さない：朝マズメ、夕マズメが特に狙い目
💰 初心者向け予算ガイド
🎣 初期費用（タックル一式）
| ロッド（投げ竿・磯竿） | ¥4,000〜10,000 |
| リール（3000番） | ¥3,000〜8,000 |
| 道糸（ナイロン3〜4号） | ¥800〜1,500 |
| 仕掛け（オモリ・ハリス・ハリ） | ¥500〜1,000 |
| 竿立て | ¥1,000〜3,000 |
| 合計 | ¥9,300〜23,500 |
💡 ぶっこみ釣りは初期費用が最も安い！
🦐 1回の釣行費用
| オキアミ（ブロック） | ¥300〜500 |
| 青イソメ（50g） | ¥400〜600 |
| 岩ガニ（10匹） | ¥300〜500 |
| 仕掛け予備 | ¥200〜500 |
| 合計 | ¥1,200〜2,100 |
💡 お得情報：複数本の竿を使う場合も、同じ仕掛けを使い回せるのでコスパ抜群。エサも長持ちする岩ガニがおすすめ！
🎣 他の釣法もチェック！
黒鯛は様々な釣法で狙えます。あなたに合った釣り方を見つけてください。
❓ よくある質問
Q. ぶっこみ釣りは何本竿を出せますか？
一般的には2〜3本が管理しやすくおすすめです。竿が多いとアタリを見逃したり、隣の釣り人の迷惑になることもあるので注意しましょう。初心者は1〜2本から始めて、慣れてきたら増やすのがおすすめです。
Q. 置き竿で竿を持っていかれませんか？
リールのドラグを少し緩めておけば、魚が掛かった時に糸が出るので竿を持っていかれる心配はありません。また、竿掛けを使ったり、竿を重いものに固定しておくと安心です。不安な場合は尻手ロープを付けておきましょう。
Q. エサはどのくらいの頻度で交換すべきですか？
オキアミなら30分〜1時間、カニや青イソメなら1〜2時間が目安です。エサが取られていたら即交換。アタリがなくてもこまめに確認して、新鮮なエサを付けることが釣果UPのコツです。
Q. 夜でも釣れますか？
はい、夜釣りでも黒鯛は狙えます。特に夏場は涼しい夜釣りがおすすめです。竿先にケミホタルを付けるとアタリが分かりやすくなります。ただし、夜は足元が見えにくいので安全には十分注意してください。
Q. 黒鯛以外に何が釣れますか？
ぶっこみ釣りでは、アナゴ、カサゴ、メバル、シロギス、カレイ、アイナメなど様々な魚が釣れます。特に青イソメを使うと五目釣りが楽しめます。何が釣れるか分からないワクワク感も魅力のひとつです。
⚓ ぶっこみ釣りを始めよう！
投げて置くだけの簡単スタイルで、黒鯛釣りデビューしませんか？