必須アイテム

シーバス用タモ完全ガイド
ランディングネットの選び方

大型シーバスをランディングする必須アイテム、タモ(ランディングネット)。通常タモとウェーディング用タモの違い、サイズ・長さ・素材の選び方まで、プロが徹底解説します。

4.5〜6m 通常タモ推奨長
20〜70cm ウェーディング用
50cm以上 フレーム推奨サイズ
1kg以下 理想重量

なぜタモが必要なのか?

シーバス釣りにおけるランディングネットの重要性

タモがないと起こること

バラシ率が劇的に増加します!シーバスは水面でエラ洗いをして、フックが外れやすい魚。足場が高い堤防や、ランカーサイズが掛かった時、タモがないと取り込めずにバラしてしまいます。キャッチ率を上げるために、タモは必須アイテムです。

🎯

キャッチ率向上

タモを使用することで、バラシを防ぎ、確実にキャッチできます。特に大型シーバスは取り込み時の抵抗が激しく、タモなしでは取り込めません。

  • エラ洗いによるバラシ防止
  • 足場の高い場所でも安心
  • ランカーサイズにも対応
  • キャッチ率が格段に向上
🐟

魚体保護

ラバーネットを使用することで、魚体を傷つけずにキャッチ&リリースが可能。シーバスの鱗や粘膜を守り、リリース後の生存率を高めます。

  • ラバー素材で魚体に優しい
  • 鱗や粘膜を傷めない
  • リリース後の生存率向上
  • 針が絡みにくい

効率的なランディング

スムーズな取り込みで、次のキャストまでの時間を短縮。連続ヒット時や時間制限がある釣り場で、効率的に釣りを楽しめます。

  • 取り込み時間を大幅短縮
  • 次のキャストが早い
  • 連続ヒット時に有利
  • ランガンスタイルに最適
🛡️

安全性向上

足場の悪い場所や水際での取り込み時、タモがあれば安全にランディングできます。無理な体勢で取り込もうとして落水するリスクを軽減します。

  • 落水リスクを軽減
  • 足場の悪い場所で安心
  • 無理な体勢を避けられる
  • ロッド破損も防止

通常タモ vs ウェーディング用タモ

釣りスタイルに合わせた選び方

項目
通常タモ(堤防・河川用)
ウェーディング用タモ
シャフト長
4.5〜6m
20〜70cm
フレームサイズ
50〜60cm以上
35〜45cm
重量目安
1〜1.5kg
200〜500g
主な使用場所
堤防・護岸・河川
干潟・サーフ・河川
携帯性
折りたたみ式推奨
超コンパクト重視
価格帯
1〜3万円
5千〜1.5万円
持ち運び方法
ショルダーベルト・タモホルダー
ゲームベスト背面・マグネット

通常タモ(堤防・河川用)の選び方

足場の高い釣り場に対応する本格タモ

📏

シャフト長の選び方

4.5〜6mが汎用性抜群:千葉の堤防や河川では、5m前後のシャフトが最も使いやすいです。足場の高さ+1mを目安に選びましょう。

  • 4.5m:低い堤防・護岸向け
  • 5m:一般的な堤防に最適
  • 5.5〜6m:高い堤防・磯場向け
  • 小継タイプが持ち運び便利

フレーム形状とサイズ

オーバル型50cm以上:シーバスには楕円形のオーバル型が掬いやすくおすすめ。フレームサイズは50〜60cmが理想的です。

  • オーバル型:掬いやすさ◎
  • 50〜60cm:シーバスに最適
  • 折りたたみ式で携帯性向上
  • 深さ50cm以上推奨
💪

重量と素材

軽量カーボンシャフト:長時間の釣行でも疲れにくい、1kg以下の軽量モデルがおすすめ。カーボン素材が軽くて強度も高いです。

  • 理想重量:1kg以下
  • カーボン製が軽量
  • グラスファイバーは安価
  • アルミフレームも軽量
🧵

ネットの素材

ラバーコートネット:魚体に優しく、針が絡みにくいラバーコートネットが最適。臭いや癖もつきにくいです。

  • ラバーコート:魚体保護
  • ナイロン:安価な選択肢
  • 目の細かさも重要
  • 深さ50cm以上が安心

通常タモ選びのポイント

  • シャフト長は釣り場に合わせる:よく行く釣り場の足場の高さを測って、+1mの長さを選びましょう
  • 小継タイプで携帯性確保:仕舞寸法115cm以下なら車や電車での移動も楽々
  • タモジョイント必須:折りたたみ式にすることで、持ち運びが劇的に便利になります
  • タモホルダーで背負う:ベルトやゲームベストに装着すれば、ランガンスタイルに最適
  • 予算は2〜3万円:長く使える良質なタモは、この価格帯がコスパ最強です

ウェーディング用タモの選び方

干潟・サーフでの機動力を重視

📐

コンパクトサイズ

20〜70cmの短いシャフト:水中に立ち込むため、短いシャフトで十分。取り回しの良さと携帯性を重視します。

  • 20〜40cm:超コンパクト
  • 50〜70cm:やや長め
  • 伸縮式も便利
  • フレーム35〜45cm推奨
🎒

携帯性重視

軽量200〜500g:ウェーディングでは軽量さが最重要。ゲームベストの背面に装着して、動き回れる軽さが理想です。

  • 理想重量:200〜300g
  • ゲームベスト背面に装着
  • D環対応ホルダー必須
  • 折りたたみ式で超コンパクト
🧲

マグネットリリーサー

瞬時に取り外し可能:マグネット式なら、タモが必要な時に一瞬で取り外せます。吸着力2〜4kgのものがおすすめです。

  • ワンタッチで取り外し
  • 吸着力2〜4kg推奨
  • タモホルダーより快適
  • ランディング時間短縮
🔗

スパイラルコード

紛失防止に必須:水中に落としても拾える、スパイラルコード付きがおすすめ。カラビナと組み合わせて使用します。

  • 紛失防止に必須
  • 伸縮式で邪魔にならない
  • カラビナで確実に接続
  • ウェーディングの必需品

ウェーディング用タモ選びのコツ

  • 軽さが最優先:長時間のウェーディングでは、軽量なタモが疲労軽減に直結します
  • ロッドの長さに合わせる:長めのロッドを使う場合は、やや長めのシャフト(60〜70cm)が便利
  • D環装着を確認:ゲームベストのD環に装着できるホルダー付きを選びましょう
  • ラバーネット推奨:キャッチ&リリース派は、魚体に優しいラバーネット一択
  • 予算は5千〜1.5万円:ウェーディング用は比較的安価で、コスパの良い商品が多いです

おすすめタモ厳選

コスパ最強&実績のある商品をピックアップ

📏 シャフト(玉の柄)

メジャークラフト ファーストキャスト シャフト

メジャークラフト ファーストキャスト シャフト

Major Craft

5〜6m / グラスファイバー / コスパ最強 / 初心者向け / 軽量

¥8,000〜
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シマノ マルチランディングシャフト

シマノ マルチランディングシャフト

SHIMANO

5〜6m / カーボン製 / 軽量 / 小継タイプ / 仕舞寸法115cm以下

¥15,000〜
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ダイワ ランディングポール

ダイワ ランディングポール

DAIWA

5〜6m / 高強度カーボン / 軽量設計 / 小継8本 / 仕舞寸法110cm

¥18,000〜
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⭕ タモ枠(フレーム)

プロックス オーバルフレーム

プロックス オーバルフレーム

PROX

50×60cm / オーバル型 / ラバーコーティング / アルミフレーム / コスパ◎

¥3,500〜
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ダイワ ランディングフレーム

ダイワ ランディングフレーム

DAIWA

55cm / オーバル型 / 高強度アルミ / ラバーネット / 折りたたみ式

¥8,000〜
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昌栄 ino プラス

昌栄 ino プラス

SIYOUEI

フレーム+ジョイント+ネットセット / オーバル型 / ラバーネット / 軽量339g

¥12,000〜
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📦 セット商品(すぐ使える)

プロックス オールインワンソルト

プロックス オールインワンソルト

PROX

5〜6m / フレーム+シャフト+ホルダー / ラバーネット / 仕舞寸法77cm

¥7,000〜
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BLUE LARCAL 550 3点セット

BLUE LARCAL 550 3点セット

BLUE LARCAL

5.5m / ネット+シャフト+ジョイント / ショルダーベルト付 / 仕舞寸法63cm

¥8,000〜
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メジャークラフト ファーストキャスト セット

メジャークラフト ファーストキャスト セット

Major Craft

5〜6m / 小継タイプ / コスパ最強 / 初心者向け / オールインワン

¥10,000〜
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🌊 ウェーディング用タモ

テイルウォーク ランディングネット

テイルウォーク ランディングネット

Tailwalk

コンパクト設計 / ラバーネット / 軽量 / D環対応 / ウェーディング最適

¥8,000〜
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ダイワ モアザン ウェーディングネット

ダイワ モアザン ウェーディングネット

DAIWA

シーバス専用設計 / FLジョイント / ワンタッチ展開 / 軽量 / 高品質

¥10,000〜
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ゴールデンミーン ウェーディングネットカスタム ガンメタ

ゴールデンミーン ウェーディングネットカスタム ガンメタ

Golden Mean

ガンメタカラー / 高品質 / カスタム対応 / ラバーネット / 軽量設計

¥12,000〜
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タモ用アクセサリー

快適な釣行に欠かせない周辺アイテム

🔗

タモジョイント

フレームとシャフトを接続し、折りたたみ式にするパーツ。携帯性が劇的に向上します。通常タモには必須のアイテムです。

  • 折りたたみ式にできる
  • ワンタッチで展開
  • 仕舞寸法が半分に
  • 価格:1,500〜3,000円
🎒

タモホルダー

シャフトに装着して、ベルトやゲームベストに引っ掛けるパーツ。ランガンスタイルには欠かせません。

  • 背負って持ち運び
  • 両手が自由に
  • ランガンに最適
  • 価格:1,000〜2,500円
🧲

マグネットリリーサー

マグネットでタモを吊り下げる便利グッズ。引っ張るだけで一瞬で取り外せるため、タモホルダーより快適です。

  • ワンタッチで取り外し
  • 吸着力2〜4kg
  • スムーズなランディング
  • 価格:1,500〜3,000円
🎀

ショルダーベルト

肩に掛けて持ち運べるベルト。フローティングベストを着用しない場合に便利です。長距離移動時に重宝します。

  • 肩掛けで楽々運搬
  • 長距離移動に便利
  • ベスト不要でもOK
  • 価格:800〜2,000円
🔗

スパイラルコード

タモとベストをつなぐ伸縮コード。紛失防止に必須です。特にウェーディングでは、水中に落としても拾えるので安心。

  • 紛失防止
  • 伸縮式で邪魔にならない
  • カラビナ付き
  • 価格:500〜1,500円
💼

タモケース・バッグ

濡れたタモを収納する防水バッグ。車内を汚さずに持ち運べます。開口部マジックテープ式が長持ちしておすすめです。

  • 防水素材
  • 車内を汚さない
  • マジックテープ式推奨
  • 価格:1,000〜2,500円

タモの正しい使い方

ランディング成功率を上げるテクニック

ランディング時の注意点

  • タモは頭から入れない:魚の泳ぐ方向にタモを構え、魚が自分から入ってくるのを待つのが基本
  • 水面下でタモ入れ:水面より少し下にタモを沈めて待機。魚が疲れたタイミングで確実に
  • 無理に掬わない:焦らず魚が疲れるまで待つ。無理に掬おうとするとバラシの原因に
  • タモは立てない:取り込み後、タモを立てると折れます。必ず水平に引き上げましょう
  • ドラグを緩める:ランディング時はドラグを緩めて、魚の急な走りに対応できるように
  • 魚を誘導する:ロッドで魚をタモの位置まで誘導。タモを動かすのではなく、魚を動かす

やってはいけないこと

タモを海面に対して垂直に持ち上げると折れます!魚がネットに入った状態で、タモを立てて持ち上げるのは絶対NG。必ず水平方向に引き上げて、魚を陸に上げてからタモを立てましょう。これを守らないと、高価なタモが一瞬で折れてしまいます。

タモで確実なランディングを!

大物シーバスをバラさないために、
自分の釣りスタイルに合ったタモを選びましょう。

❓ よくある質問

タモ選びでよくある疑問にお答えします

初心者には「メジャークラフト ファーストキャスト シャフト」(約8,000円)+「プロックス オーバルフレーム」(約3,500円)+「プロックス タモ網」(約2,500円)のセットがおすすめです。合計約14,000円で高品質な装備が揃います。

通常の堤防・河川では5〜6mがベストです。足場の高い堤防では6m、港湾部では5mあれば十分。迷ったら5mを選びましょう。ウェーディング用は20〜70cmのショートタイプが必要です。

シーバス用には50cm以上を推奨します。50cm以下だとランカーサイズが入りません。60cmあれば80cmクラスのシーバスも余裕でキャッチできます。丸型よりオーバル型の方が取り込みやすくおすすめです。

カーボン製は軽量で操作性に優れますが価格が高め。グラス製は安価で丈夫ですがやや重い。初心者はコスパの良いグラス製から始めて、物足りなくなったらカーボン製にステップアップするのがおすすめです。

ランガンスタイルには必須です。タモジョイントがあれば、ネットを折りたたんで背負って持ち運べます。特にロックタイプ(固定できるタイプ)がおすすめ。フリップ式は使用中に折れる事故があるため注意が必要です。

タモホルダー+マグネットリリーサーの組み合わせが最強です。タモホルダーでベストに装着し、マグネットリリーサーで簡単に取り外せます。スパイラルコードも併用すると、落下防止にもなり安心です。